私には、現在3歳9ヶ月になる柴犬の女の子がいます。
現在、IBDという腸疾患を患っています。
もともとブリーダーから引き取った時から下痢が酷く、食が細い子でした。
初めはブリーダーからの指示もあり2013年4月から5月までユーカヌバを与えていました。
しかしながら下痢が酷く、あまり口にするのを嫌がり食べませんでした。
ユーカヌバは人間が嗅いでもニオイもきつく、お湯でふやかした時に油が沢山浮いてきたのもあり、すぐ与えるのをやめました。
その後、獣医師の指導の元、ロイヤルカナンの療法食を1ヶ月ほど与えました。
少々下痢は治まっていましたが、成分に発がん性物質と言われているBHAという保存目的の成分が入っており、このまま食べさせることに疑問を感じてすぐにやめてしまいました。
その後はペットショップのコジマオリジナルで獣医師たちと開発したというフードを与えました。
粒も小粒で体の小さかったうちの子にも食べやすい大きさでした。食いつきも良かったように思います。しかしながら下痢は常にしていました。犬はタンパク質を一番必要としている生き物なのに、穀物等の割合が物凄く多くその点に疑問を感じ、やはり1ヶ月ほどでやめました。
その時に友人の犬がシュプレモを長期間与えていたことを聞き、口コミや商品の情報を集めこちらのフードを与えようと決めました。
シュプレモは2013年の夏ごろから2014年の秋ごろまで与えていました。
下痢は時々するくらいだったと思います。
食いつきは相当良かったと思います。フード特有の臭いもそこまできつくなく、安心して与えることが出来ました。
その後、下痢が多くなり内視鏡検査を行ったところ、IBDを患っている事が判明したため、フード選びは今までにまして慎重になりました。
2014年の秋から2015年の春ごろまで、ナチュラルバランスを選択しました。
IBDの病気について調べ、良いと言われている食材を調べ、ナチュラルバランスを2種類、1ヶ月半で交互に与えていました。食いつきは良かったですが、下痢が多くなり悩みました。
市販されているフードで何を与えたら良いか悩んでしまい、手作り食を考え始めました。
医師からは当たり外れが個体により大きく分かれると言われましたが、そもそも市販のドッグフードに様々な疑問を感じていたこともあり、迷いなく手作りを選択しました。
結果、うちの子にとっては大当たりで現在は全くと言っていいほど下痢もしません。
2015年の春から現在に至るまで、馬肉専門店で購入している馬肉の赤身のローフードとカボチャ、ヨーグルトとサプリメントを与えています。
体重と相談して時々、ご飯を混ぜ、野菜をプラスしています。
1ヶ月にかかる食事代は、ドッグフードの時より割高になりましたが、病院へ行く事、そして投薬を行わない事を考えたらむしろ安いかもしれません。
私が人に忠告できる事があるとしたら、情報には惑わされないでという事です。
どこの会社も自分の所のフードが一番良いと書いてあります。
しかし、成分を見てください!本当に犬に必要な栄養素を知ってください!
人間にとっての「日本製」と、犬にとっての「日本製」は全く意味が違います。
日本にはペットフードを厳しく取り締まる法律がしっかりしていません。
本当に良いフードを見つけてあげられるのは飼い主さんだけだと思っています。
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