他人に向かって吠える犬のしつけ(ペット向けの心療内科)

この記事は2分で読めます

Pocket

ミニチュアピンシャーのオスを飼っています。2000年から我が家に来たので、16歳と高齢です。

小さい頃は、非常に大人しい犬だったのですが、近所の中学生にいたずらされたのがきっかけで、他人に向かって吠えるようになりました。

室内で飼育しているので、吠えることをあまり気にしていなかったのですが、大きくなるにつれ、私たちが外出する時にも吠えるようになり、色々な工夫をしなければ、後追いも激しくなってきました。

とても神経質な性格で、気に入らないことがあれば、体調をすぐに壊します。

掛かりつけの獣医さんに相談したところ、ペット向けの心療内科があるということで、半信半疑ながら、一度診察してもらうことにしました。

初回は、日々の困っていることを問診表に書き、犬を見てもらいました。

先生は、「非常に賢く、思いやりのある性格で、家族を守ろうとして他人に向かって吠えていることとそれを仕事としています。外出の際も、自分のいないところで家族が危ない目にあうのではないか危惧しているため、何がなんでも一緒に行こうとしています」と仰ってました

そして、心配しすぎて、体調を壊しているということでした。

次回の診察までに、同居家族全員の1週間の行動をメモすることと、犬が吠えても無視を続けることに2点を行うよう指示を受けました。確かに、犬が吠えるたびに、名前を読んだり、返事をしてみたりと、家族の誰かが反応していたのは事実。

人間の方も、吠えるたびに反応するのが癖になっていますし、無視すると可愛そうな気もしてきます。

ぐっとこらえて、無視するのは、骨が折れました。そして、2度目の診察では、家族の行動をもとに、誰かが外出するたびにゲージへ自ら入るようトレーニングすることを宿題とされました。2週間目ともなると、犬もだんだんと吠えなくなってきました。

ゲージへは、トレーニング最初の頃は踏ん張っていましたが、3日もすれば、すんなり入るようになりました。

3度目の診察では、先生から「こんなに順応性の高い犬も珍しいですね」と言われ、心療内科通いは終了しました。

問題行動を解決するために、何か道具を使ったことはなかったですが、専門家に相談することは、早期解決につながるということを実感しました。

また、その専門家の指示に先入観なく従ってみることで、自分の犬の賢さに気づかされました。

自分が飼っているペットが毎日行う問題行動がなくなるだけで、こんなに気が楽になるのですから、困ったことがあれば、専門医への受診することをおすすめしたいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

記事の編集ページから「おすすめ記事」を複数選択してください。